不動産トレンド1126-1130
[1130-20171212]
コレクティブハウス型のワンルームマンション
入居者同士で交流する住宅のニーズが若者の間で高まる中、居住者がそれぞれの個人部屋を借りたうえで、建物内の共有スペースで交流しながら暮らせるものをいう。空きマンションの再生事業として注目されるかもしれません。

スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)【スイス】
[1129-20171114]
リノベーション中古マンションの方が売れる時代に
不動産経済研究所(東京・新宿)によると、首都圏の2016年の新築マンション価格は5490万円とバブル期並み(91年=5900万円)の高さとのこと。成約件数は3万5772件(同研究所調べ)で、中古マンションが3万7189件(東日本不動産流通機構調べ)と比較可能な1996年以降で初めて新築を上回った。首都圏の新築マンション価格は高止まりしており、価格を敬遠した人たちが中古を選ぶようになった、という風に見える。価格が要因の一つであることは間違いないが、どうもマンション購入者が重要視していることはそれだけではないようだ。中古人気の裏には価格面のメリットはさることながら、リノベーションで全てを自分好みにしたいという需要が高まっていることがある。新築も良い物件がたくさんあるが、確かに既成の内装が全て自分の好み通りになっているというのはなかなかないだろう。

南洋理工大学(NTU) 【シンガポール】
[1126-20170822]
不動産のAI査定
中古マンション市場が活況の中、AI(人工知能)を活用して中古マンションなどの物件価格を築年数や地価などから査定する動きが広がっています。スマホで手軽に利用できるアプリの登場もあり、これから中古住宅の売買を考えている方には適正価格を手軽に知ることが可能とのこと。
国土交通省は2017年度にも公示地価の調査過程で得られる賃料などの情報を開示してこうした動きを後押し,政府は成長戦略で中古住宅の売買やリフォームの市場を13年の11兆円から25年に20兆円まで増やす目標を掲げていて、取引にAI(人工知能)を含むITを使った手法が広がれば中古市場の活性化につながるとしてしています。AI(人口知能)で査定するには、正確な情報を収集・分析することがキーとなりますが、これまで非公開だった地価公示での不動産鑑定士が調べる建造物の形態や賃料などのデータも開示することも検討していて、査定の正確性を向上させることで中古住宅の売買やリフォーム市場を拡大させたい考えです。
不透明な面が多くわかりにくい不動産の査定基準が明確になれば、中古住宅の取引活性化に繋がかもせれません。住宅ローンの審査にAI(人口知能)を導入した実証実験も行われるようですが、膨大なデータから正解を導き出すAI(人工知能)は、金融や不動産業界と相性がいいのかもしれません。
⇒あくまで相場の参考として利用するのはよいかもしれませんが、その物件価格をうのみにする必要はないでしょう。

シカゴ大学 【USA】
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