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屋上農園



屋上農園

先日、屋上農園を推進する事業関係者のお話を聴きました。
団塊世代を中心にマンションに暮らしながら家庭菜園も楽しみたいというニーズが高く、都会と農業という正反対のものを結びつけたのが屋上農園の特徴とのことで首都圏などで売り込みを掛けているとのことです。ヒートアイランド現象の緩和につながる「屋上緑化」も需要が拡大し、低迷する建設業にとっては前向きな話です。

「屋上農園」は、新規のマンション、商業施設の屋上スペースを活用し、入居者や利用者が日常的に農業を体験できるようにする取り組み。構造計算上、問題なければ、既存建物にも設置可能といいいます。都会の屋上でも大根などの葉物だけでなく一般的な農作物がつくれ、限られたスペースでも多連作が可能になることを確認済みで、農園の維持管理費用を入居者持ちとすることでマンション施主の負担を小さくするとのことです。

保水力に優れた基盤に植物を植える仕組みで「水やり不要」な点が特徴。環境対応を進める企業から好評を得ているという。金融機関の店舗などでも施工実績を重ね、昨年12月には国交省の関連団体から建設技術審査証明を取得し、全国展開に向けて4月に大阪事務所を本格開業する予定で、業界関係者によると、屋上緑化の施工はビルが多い大都市での引き合いが中心で、東京では条例によって一定規模以上の建物に緑化が義務付けられており、「都市部の需要はますます増える」と予測しているようです。屋上緑化など環境関連製品を扱う「エコプラス推進室」を設置。学校向けに加え、マンション向けの販売を強化し、4月からは施工だけでなく、維持管理も請け負う事業に取り組む方針のようです。

コメント
賃貸ビルオーナーにとって屋上の有効活用は大変関心のあるテーマです。以前、太陽光発電による売電などという提案などもありましたが、仕組がない上に、小規模なマンションではその重量に耐えることは勿論のこと風圧による構造上の問題もあり広く事業としては推進できるものではありませんでした。
屋上農園に関しても、構造上の問題は勿論、防水など建物の早期劣化なども充分検討しなければなりません。誰が農作して自給自足するのか?販売するのか?屋上提供者にとって賃料はいくらになるのか?所謂、使用する側と提供する側の仕組をどうするかという問題が重要なところです。既存のビルオーナーにとっては、費用対効果の検討の上、屋上がいくら収益を上げてくれるのかが重要課題であり、建物の早期消耗を考えると慈善事業で屋上を提供するようなことだけはしないでしょう。業務上の事故などリスクもありますので。
大阪に営業所を出して施工だけでなく維持管理も展開されるとのことですが、まずは大型の商業施設や学校、或いは、販路を確保の上、商業用として工場や物流センターの屋上などから実績をつくるべきでしょうね。
仕組が軌道に乗れば小規模なビルやマンションの屋上への展開となるのでしょうか?私も15年程前になりますが、前職で屋上での水耕栽培の新規事業展開を全国推進しましたがある壁にぶつかり成功しませんでした。

テーマ : 不動産投資 - ジャンル : 株式・投資・マネー

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