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アスベストを含む建築物および工作物の市場流通に関して

[1371-20220112]
アスベストを含む建築物および工作物の市場流通に関して

資料

アスベスト(石綿)は極めて細かい天然の鉱物繊維(直径0.02~0.08μm程度と髪の毛の約1/5000の細さ)の総称で、体内にいったん吸い込むと排出されずに長く肺にとどまり、肺の線維化や肺がん、悪性中皮腫(胸膜や腹膜などにできる悪性腫瘍)などを引き起こす。

アスベストは、長らく(その危険性が知られるようになるまで)断熱用、防音用、保温用に住宅や倉庫の外壁、屋根、軒裏などに成形した板状の建材として、またビルや公共施設では梁(はり)・柱の耐火被覆、機械室の天井・壁の吸音用に吹き付け材として1970年代以降使用され続けてきた。

現状では、アスベストを含む建築物および工作物の市場流通を制限・禁止するような強い規制は実施されてはいない。しかし、宅建業法では、売り主が所有する建物についてアスベスト調査を実施した記録がある場合について、アスベスト使用の有無にかかわらず、その結果を買い主に説明する義務がある。特に事業用不動産、投資用不動産など第三者が利用している場合は、建物の所有者はアスベストの除去、もしくは封じ込め(造膜剤の散布など)、囲い込み(アスベスト含有建材を覆うなど)の対策を行う必要がある。

Zen塾長☞必要な調査および調査結果に基づいた適切な対策を講じているかいないかで流通時の価格形成要因や流通そのものの阻害要因になることは大いに想定されます。特に鉄骨造の建築物は柱・梁の耐火被覆で使われているので要注意です。


DSC_3110.jpg
千里中央
2021.06.28撮影

テーマ : 資産運用 - ジャンル : 株式・投資・マネー

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